GPT-5.5の提供終了と後継モデル比較|GPT-6・GPT-5.6の料金と選び方

GPT-5.5 シリーズ【2026年最新】のアイキャッチ
📅 公開日: 2026年7月6日🔄 最終更新: 2026年9月30日

「GPT-5.5とGPT-4oは何が違うのか」「いま選ぶべきモデルはどれか」「プランやクレジットはどう選べばよいのか」——OpenAIのモデル体系は2026年9月時点でGPT-6世代へ移り始めており、GPT-5.5を主力として紹介していた従来の整理は更新が必要になりました。

この記事では、2026年9月28日に確認したOpenAI公式のモデルページ・料金ページ・GPT-5.6のAPIガイドをもとに、GPT-5.5・GPT-6世代・GPT-5.6ファミリーの位置づけ、料金、選び方、提供終了への備えを整理します。

  • GPT-5.5はいつまで使えて、何に置き換えればよいのか?
  • GPT-6 Astra・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna・GPT-5.6ファミリーは何が違うのか?
  • ChatGPTのプランとクレジット単価は、どう読めばよいのか?
  • GPT-4oやo3のような旧世代は、いまどう扱えばよいのか?
岡田颯太
岡田颯太

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GPT-5.5はいつまで使えますか?
公式のモデルページによると、GPT-5.5は2026年10月14日にChatGPT・ChatGPT Work・Codexのすべてのプランで提供終了となります。

OpenAI APIは提供終了の対象外と案内されています。

Plus・Pro・Business・Enterprise・EduではGPT-6 Sol(gpt-6-sol)、FreeとGoではGPT-6 Luna(gpt-6-luna)への切り替えが案内されています。

詳しい比較は以下の表をご覧ください。

目次

この記事でわかること

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  • OpenAIモデル体系の全体像——GPT-5.5からGPT-6世代への移り変わり
  • 現行ラインナップ9モデルの位置づけと提供状況
  • GPT-5.5の提供終了日と、移行先の考え方
  • GPT-6世代3モデルの得意分野の違い
  • GPT-5.6 Sol・Terra・Luna の位置づけ
  • GPT-4o・o3など旧世代モデルの扱い方
  • ChatGPTプランの料金とクレジット単価
  • 用途別のモデルの選び方と移行チェックリスト

OpenAIモデル体系の全体像——GPT-5.5からGPT-6世代へ

2026年9月28日時点のOpenAI公式モデルページでは、複雑な作業向けの中心はGPT-6世代(Astra・Sol・Luna)で、GPT-5.5は「前世代のフラッグシップ」と位置づけられ、2026年10月14日にChatGPT・ChatGPT Work・Codexから提供終了となる予定です。

「GPT-5.5が主力」だった時期からの変化

従来の整理では、ChatGPTの上位プランとAPIの主力モデルとしてGPT-5.5を中心に据えていました。

ところがOpenAIの公式モデルページ(2026年9月28日確認)では、GPT-5.5は「Previous-generation flagship model(前世代のフラッグシップモデル)」と説明され、複雑なコーディングやエージェント型ワークフロー向けの推奨モデルはGPT-6 Sol系(2026年9月30日の再確認時点では、利用できる場合はGPT-6.1 Solを使うよう案内)、要約や抽出などの高頻度タスク向けはGPT-6 Lunaと案内されています。

つまり、GPT-5.5を軸に選ぶ時期から、GPT-6世代を軸に選び、GPT-5.5をどう置き換えるかを考える時期に入っています。

この記事で扱うモデルの範囲

この記事が扱うのは、公式のモデルページ・料金ページ・GPT-5.6のAPIガイドに名前が載っているモデルです。

公式ページの確認日は2026年9月28日で、その後にモデルや料金が更新される可能性があります。

なお、2026年9月30日に公式モデルページを再確認した時点では、Astraに近い性能をAstraより低いコストで使えるとされる「GPT-6.1 Sol」(gpt-6.1-sol)も記載され、複雑なコーディングやエージェント型ワークフローでは、利用できる場合にこのモデルを使うよう案内されていました。Free・Goは提供開始時の対象に含まれず、Enterprise・Eduでは管理者が有効化するまでオフと書かれています。

展開範囲は公式モデルページで最新の記載を確認してください。

現行ラインナップ9モデルの位置づけと提供状況

公式ページに名前が載っている主なモデルは、GPT-6 Astra・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna・GPT-5.6 Sol・GPT-5.6 Terra・GPT-5.6 Luna・GPT-5.5・GPT-5.4・GPT-5.4 Miniの9つで、それぞれ位置づけと提供終了の予定が異なります。

次の表は、OpenAI公式のモデルページとGPT-5.6のAPIガイド(いずれも2026年9月28日確認)の記載を、9モデル分にまとめたものです。

モデル名(ID) 公式の位置づけ 提供状況の要点
GPT-6 Astra(gpt-6-astra) コード・アプリ・リサーチにまたがる複雑な作業向け。高度な推論とコンピュータ操作を備える ChatGPTデスクトップアプリ・web・Codex CLI・IDE拡張・ChatGPTクレジット・APIの各項目が対応と表示
GPT-6 Sol(gpt-6-sol) 複雑なコーディングとエージェント型ワークフロー向け。GPT-5.6 Solより事実の信頼性と伝え方が改善したと説明 ChatGPTのWorkとCodexで利用可、Chatでは利用不可
GPT-6 Luna(gpt-6-luna) 要約・抽出・絞ったコーディングなど、集中した高頻度タスク向けの効率重視モデル ChatGPTのWorkとCodexで利用可、Chatでは利用不可
GPT-5.6 Sol(gpt-5.6-sol) APIガイド上は「flagship capability(フラッグシップ級の能力)」 新モデルの展開期間中も引き続き利用可
GPT-5.6 Terra(gpt-5.6-terra) APIガイド上は「知能とコストのバランス」 新モデルの展開期間中も引き続き利用可
GPT-5.6 Luna(gpt-5.6-luna) APIガイド上は「効率的で大量処理向け」 新モデルの展開期間中も引き続き利用可
GPT-5.5(gpt-5.5) 前世代のフラッグシップ 2026年10月14日にChatGPT・Work・Codexで提供終了。APIは継続
GPT-5.4(gpt-5.4) プロ向け業務のフラッグシップとして、コーディング・推論・ツール利用・エージェント型ワークフローを想定 ChatGPTサインインのCodexでは2026年8月31日に提供終了
GPT-5.4 Mini(gpt-5.4-mini) 応答の速いコーディングやサブエージェント向けの小型モデル ChatGPTサインインのCodexでは2026年8月31日に提供終了

この表の「提供状況」は、公式ページがChatGPT・Work・Codexについて記載している内容です。

APIでの提供可否や料金は別ページで案内されているため、API利用が前提の場合はAPI modelsページで個別に確認してください。

GPT-5.4とGPT-5.4 Miniについても、公式ページが提供終了と案内しているのはChatGPTサインインでのCodex利用であり、APIやAPIキー利用のCodexは対象外と書かれています。

GPT-5.5の提供終了日と、移行先の考え方

GPT-5.5は2026年10月14日に、ChatGPT・ChatGPT Work・Codexのすべてのプラン(個人向け・Business・Enterprise・Edu)で提供終了となり、OpenAI APIは対象外です。

公式が案内している置き換え先

公式モデルページの「GPT-5.5 retirement」では、ChatGPTサインインでCodexを使っている場合は10月14日までに利用可能な代替モデルを選ぶよう案内しています。

Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduでは、利用できるようになり次第GPT-6 Solを選ぶこと、FreeとGoではデスクトップアプリでGPT-6 Lunaを選ぶことが書かれています。

あわせて、ワークスペースの既定値・保存済みのモデル設定・管理者が配布する設定・カスタムエージェント・定期タスク・モデルを指定しているスクリプトの中の「gpt-5.5」を置き換えるよう促されています。

APIは対象外だが、方針は決めておく

公式ページは、GPT-5.5の提供終了はOpenAI APIには適用されないと明記しています。

ただし、ChatGPTやCodexでGPT-5.5を使った結果を基準にプロンプトや運用手順を作っていた場合、置き換え後は出力の傾向が変わる可能性があります。

APIでGPT-5.5を使い続けるにしても、ChatGPT側の担当者が別モデルへ移る前提で、確認用の共通テストプロンプトを用意しておくと切り替え時の差分を把握しやすくなります。

GPT-5.4系とGPT-5.3-Codexなど、すでに提供終了・非推奨のもの

同じ公式ページには、すでに終了したもの・非推奨のものも書かれています。

GPT-5.3-Codex-Sparkは2026年9月14日に提供終了し、ChatGPTデスクトップアプリ・Codex CLI・IDE拡張では使えません。

gpt-5.4とgpt-5.4-miniは2026年8月31日にChatGPTサインインのCodexで提供終了となり、置き換え先としてそれぞれgpt-6-solとgpt-6-lunaが案内されています。

gpt-5.2とgpt-5.3-codexは、ChatGPTサインインのCodexですでに非推奨と書かれています。

これらのモデル名を設定ファイルやスクリプトに残している場合は、公式の「Deprecated Codex models」を確認して更新してください。

GPT-6 Astra・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna の役割の違い

GPT-6 Astraは複雑な作業向けの上位モデル、GPT-6 Solは複雑なコーディングとエージェント型ワークフロー向け、GPT-6 Lunaは要約や抽出など高頻度タスク向けの効率重視モデルと、公式ページで説明されています。

GPT-6 Astra——複雑な作業向けの上位モデル

公式のモデルページは、GPT-6 Astraを「コード・アプリ・リサーチにまたがる複雑な作業向けで、高度な推論・コンピュータ操作・強い判断力を組み合わせたモデル」と説明しています。

ChatGPTデスクトップアプリ、ChatGPT web、Codex CLI、IDE拡張、ChatGPTクレジット、APIの項目がいずれも対応と表示されています。

料金ページのクレジット表では、後述のとおりGPT-6 Sol・Lunaより高い単価が設定されており、利用量とのバランスを見て使う位置づけです。

GPT-6 Sol——複雑なコーディングとエージェント型ワークフロー

GPT-6 Solについて公式モデルページは、複雑なコーディングとエージェント型ワークフロー向けで、GPT-5.6 Solより事実の信頼性が高く、伝え方も明確だと説明しています。

ChatGPTではWorkとCodexで使え、Chatでは使えないと書かれています。

GPT-5.5の置き換え先として、Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduに案内されているモデルでもあります。

GPT-6 Luna——集中したタスクを効率よく

GPT-6 Lunaは、要約・抽出・絞ったコーディングなど、集中した高頻度タスク向けの効率重視モデルとされています。

FreeとGoの置き換え先として案内されているのもこのモデルで、料金ページではFreeとGoのプランに「デスクトップアプリでStandard speedのGPT-6 Luna、ロールアウトに応じて提供」と記載されています。

Enterprise・Eduでは、管理者がLunaを先に有効化する必要があると公式ページに書かれています。

GPT-5.6 Sol・Terra・Luna の位置づけ

GPT-5.6 Sol・Terra・Lunaは、APIガイド上でそれぞれフラッグシップ級の能力・知能とコストのバランス・効率的な大量処理向けとされる3モデルで、公式ページは新モデルの展開期間中も引き続き利用できると案内しています。

3モデルの役割の違い

OpenAIのGPT-5.6ガイド(2026年9月28日確認)では、GPT-5.6 Solをフラッグシップ級の能力、GPT-5.6 Terraを知能とコストのバランス、GPT-5.6 Lunaを効率的で大量処理向けのモデルとして紹介しています。

以前の整理ではこの3モデルを「約20社のパートナー向け限定プレビュー」と紹介していましたが、現在の公式ページはその記述を使っておらず、GPT-6世代とあわせて「展開期間中も引き続き利用可能」という表現に変わっています。

提供の範囲や期間は今後変わる可能性があるため、利用前にモデルページを確認してください。

GPT-6世代との使い分けの目安

公式の推奨は、複雑なコーディングやエージェント型ワークフローにはGPT-6 Sol系(2026年9月30日の再確認時点では、利用できる場合はGPT-6.1 Sol)、集中した繰り返しタスクにはGPT-6 Lunaです。

一方で、GPT-5.6ファミリーの料金は公式の料金ページで「レートは変更なし」と書かれており、既存の運用でGPT-5.6 Terraのような中間の価格帯を使っている場合は、すぐに置き換えなくても当面の運用を続けながら比較検証できます。

置き換えるかどうかは、後述するクレジット単価と、実際のタスクでの出力品質を並べて判断するのが現実的です。

GPT-4o・o3など旧世代モデルの扱い方

GPT-4o・GPT-4o mini・o3・o3 Pro・GPT-5.3 Instantは、2026年9月28日時点で確認した公式のモデルページと料金ページには掲載がない旧世代のモデルで、この記事の比較表からは外しています。

この記事の比較表から外した理由

この記事の以前の版では、GPT-4oやo3を比較表とAPI単価の一覧に載せていました。

しかし公式のモデルページと料金ページには、これらのモデル名やAPI単価の記載がありません。

確認できない現在の提供状況や単価を「現行」として並べ続けると、読者が旧世代を最新の選択肢と誤解するおそれがあるため、比較表と料金の説明はGPT-6世代・GPT-5.6ファミリー・GPT-5.5を中心に組み替えました。

旧世代を使い続けている場合の確認手順

すでにGPT-4oやo3を組み込んだシステムがある場合は、次の順で確認してください。

まず、OpenAIのAPI modelsページで、そのモデルの現在の提供状況と非推奨の予定を確認します。

次に、料金は同じくAPI側の公式料金ページで単価を確認し、この記事の表にある数字を流用しないでください。

最後に、置き換え候補を決めて、実際の業務プロンプトで出力を比較します。

モデルの非推奨化の考え方については、当サイトのOpenAI モデル非推奨化戦略|2026年の最新情報もあわせて参照してください。

プラン別に選べるモデルと料金

ChatGPT WorkとCodexはChatGPTの各プランに含まれ、料金・クレジット・利用枠を共有します。2026年9月28日時点の公式料金は、Freeが月$0、Goが月$8、Plusが月$20、Proが月$100から($100・$200・$500の3プラン)です。

プランごとの月額と、公式ページに載っているモデル

次の表は、OpenAI公式の料金ページ(2026年9月28日確認・米ドル表示)とモデルページの記載を、Free・Go・Plus・Pro・Business・Enterprise/Eduの6プランについてまとめたものです。

料金は変更される場合があり、日本円の表示や税の扱いは購入画面で確認してください。

プラン 月額(USD) 公式ページに載っているモデル・特徴
Free $0 デスクトップアプリでStandard speedのGPT-6 Luna(ロールアウトに応じて提供)
Go $8 デスクトップアプリでStandard speedのGPT-6 Luna(ロールアウトに応じて提供)
Plus $20 GPT-6 SolとGPT-6 Luna。Codexをweb・CLI・IDE拡張・iOSで利用でき、クレジットで利用量を拡張できる
Pro $100から($100・$200・$500の3プラン) Plusの内容に加え、Proのプランを選べる。Astra Ultrafastは$500のProで提供
Business 年払いで$20/ユーザー、月払いで$25/ユーザー(2ユーザー以上) GPT-5.5の置き換え先としてGPT-6 Solが案内されている。クレジットで利用量を拡張できる
Enterprise / Edu 要問い合わせ GPT-6 Solが案内されている。Lunaは管理者による有効化が必要

Business・Enterprise・Eduについては、料金ページの記載に従い、Businessは2ユーザー以上の年払いで1ユーザーあたり月$20、月払いなら月$25です。

Enterprise・Eduは個別見積もりで、公式ページからの問い合わせが前提になります。

プランごとの詳しい上限や特典は、当サイトのChatGPT料金プラン完全比較|Free・Go・Plus・Pro・Businessの違いと選び方・2026年の最新情報でも整理しています。

個人・小規模チームでの考え方

個人でAIを業務に使い始める場合は、まずPlus(月$20)で実際のタスクを試し、利用枠が足りなくなった時点でクレジットの追加購入やProへの移行を検討する、という順番がコストを抑えやすい進め方です。

公式ページによると、Plusの利用枠を使い切った後もクレジットで利用を続けられ、利用枠が足りるかどうかは料金ページの使用状況ダッシュボードで確認できます。

チームで使う場合は、2ユーザー以上で利用できるBusinessの料金と、管理機能の要否を比べて決めます。

クレジット単価の読み方と計算例

クレジットは、含まれる利用枠を使い切った後も作業を続けるための単位で、公式の料金ページでは100万トークンあたりの入力・キャッシュ入力・出力のクレジット数がモデルごとに示されています。

モデル別のクレジット単価(Standard speed)

OpenAIの料金ページ(2026年9月28日確認)にあるStandard speedの単価を、7モデル分にまとめます。

単位は「100万トークンあたりのクレジット数」で、ドル金額ではありません。

クレジットの購入価格や割引は、プランや契約によって異なると公式ページに書かれています。

モデル 入力 キャッシュ入力 出力
GPT-6 Astra 250クレジット 25クレジット 1,250クレジット
GPT-6 Sol 50クレジット 5クレジット 250クレジット
GPT-6 Luna 2.5クレジット 0.25クレジット 12.5クレジット
GPT-5.6 Sol 100クレジット 10クレジット 500クレジット
GPT-5.6 Terra 50クレジット 5クレジット 300クレジット
GPT-5.6 Luna 5クレジット 0.5クレジット 30クレジット
GPT-5.5 125クレジット 12.5クレジット 750クレジット

単価の出典は公式の料金ページのトークン単価表です。

同ページには、購入したクレジットやEnterpriseの従量利用ではFastモードが標準の2倍、GPT-6 Astra Ultrafastが6倍の消費になると書かれています。

また、含まれる利用枠の消費には別の倍率が使われ、クレジット単価だけでは含まれる利用枠の消費量は決まらないとも説明されています。

計算例——同じ処理を各モデルで実行した場合

単価表の数字を使うと、モデルごとの消費量を比較できます。

ここでは、入力100万トークン・出力10万トークンの処理を1回行い、キャッシュ入力は使わない場合の計算例を示します(上の表のStandard speed単価から算出した数字で、公式が示す固定の見積もりではありません)。

GPT-6 Astraは250+(10万トークン分の出力=125)で375クレジット、GPT-6 Solは50+25で75クレジット、GPT-6 Lunaは2.5+1.25で3.75クレジットです。

GPT-5.6 Solは100+50で150クレジット、GPT-5.6 Terraは50+30で80クレジット、GPT-5.6 Lunaは5+3で8クレジット、GPT-5.5は125+75で200クレジットになります。

この例では、GPT-5.5を同じ処理でGPT-6 Solに置き換えると、単価表の上では消費が200クレジットから75クレジットへ下がる計算です。

ただし、実際の消費量はタスクの内容や推論の長さで変わるため、公式の料金ページにある使用状況ダッシュボードで実測値を確かめてください。

キャッシュとBatchの節約手段

単価表にある「キャッシュ入力」は、同じ入力の繰り返しを安く処理するための項目で、たとえばGPT-6 Solでは通常入力50クレジットに対してキャッシュ入力は5クレジットです。

API側の節約手段については、当サイトのOpenAI APIのプロンプトキャッシュ活用法|自動で効く条件と料金設計と、OpenAI Batch APIとは|50%安い非同期処理の使い方と料金で条件を整理しています。

APIの割引率や適用条件は変わる可能性があるため、実際に使う前にOpenAI公式のAPI料金ページで確認してください。

用途別のモデルの選び方

モデル選びは、タスクの難しさ・繰り返しの多さ・使えるプラン・提供終了までの期間の4点で決めると整理でき、公式の推奨は複雑な作業にGPT-6 Sol系(2026年9月30日の再確認時点では、利用できる場合はGPT-6.1 Sol)、集中した繰り返し作業にGPT-6 Lunaです。

タスク別の目安

次の考え方は、公式の説明と単価表を組み合わせた当サイトの整理です。

複雑なコーディングやエージェント型の作業で、品質を優先したい場合はGPT-6 Solを基準にし、より高い能力が必要と判断した作業だけGPT-6 Astraを試す、という順番が扱いやすくなります。

要約・抽出・分類など、範囲が決まった作業を大量に回す場合は、公式が想定用途としているGPT-6 Lunaから試します。

GPT-5.6ファミリーを使っている環境では、公式が「展開期間中も引き続き利用可能」としている間に、GPT-6世代と同じテストプロンプトで出力を比べてから切り替えを決めます。

選ぶ前にプランごとの利用可否をモデルページで確認してください。

切り替え前に用意しておく比較テスト

モデルを替える前に、普段の業務で使っている代表的なプロンプトを3〜5本用意しておくと、置き換えの判断が具体的になります。

用意するのは、実際の依頼文・入力資料・期待する出力の3点で、同じ条件で新旧モデルに実行し、出力の正確さ・書式の守り方・所要時間・クレジット消費を並べて記録します。

関数呼び出しやツール連携を使う場合は、当サイトのOpenAI APIのFunction callingの使い方と設計手順も参考に、ツールの引数が想定どおりに出るかを確認します。

GPT-5.5シリーズのデメリットと注意点

GPT-5.5シリーズを使い続ける際の主な注意点は、ChatGPT・Work・Codexで2026年10月14日に提供終了となること、GPT-6世代より単価表上のクレジット消費が大きいこと、設定やスクリプトにモデル名が残りやすいことの3つです。

GPT-5.5 シリーズ【2026年最新】の要点を整理した図解
GPT-5.5 シリーズ【2026年最新】の要点を整理した図解

提供終了の日付が決まっている

ChatGPT・ChatGPT Work・Codexでは、GPT-5.5は2026年10月14日に提供終了となります(公式モデルページ、2026年9月28日確認)。

個人の利用では、モデルピッカーで選べなくなるだけで済む場合もありますが、チームで既定のモデルとしてGPT-5.5を指定している場合や、定期タスクにモデル名が固定されている場合は、期日前に置き換えないと作業が止まるおそれがあります。

単価表の上でクレジット消費が大きい

先ほどの単価表では、GPT-5.5は入力125クレジット・出力750クレジット(100万トークンあたり)で、GPT-6 Solの入力50クレジット・出力250クレジットより高く設定されています(公式の料金ページ、2026年9月28日確認)。

同じ作業量なら、GPT-6世代へ切り替えた方がクレジット消費を抑えられる可能性がありますが、出力の品質や必要な推論量はタスクによって違うため、実測で確かめる前提で考えてください。

モデル名がハードコードされやすい

公式ページは、ワークスペースの既定値・保存済みのモデル設定・管理者の配布設定・カスタムエージェント・定期タスク・スクリプトの中のモデル指定を、期日前に置き換えるよう案内しています。

こうした場所は担当者ごとに散らばりやすいため、モデル名を設定ファイルや環境変数に集約しておくと、次の提供終了でも一か所の変更で済みます。

プラン・提供範囲がモデルごとに違う

GPT-6 SolとGPT-6 LunaはChatGPTのWorkとCodexで使えますが、Chatでは使えないと公式モデルページに書かれています。

FreeとGoは、デスクトップアプリでのGPT-6 Lunaがロールアウトに応じて提供される旨の記載があり、すべての人が同じ日に使えるわけではありません。

利用開始前に、自分のアカウントとクライアントで実際に選べるモデルを画面で確認してください。

提供終了に備える移行チェックリスト

移行チェックリストは、使用中のモデル名の洗い出し・置き換え先の決定・共通テストでの比較・設定の更新・利用状況の確認の5ステップで進めると、期日前に抜け漏れなく切り替えられます。

5つのステップ

  1. 使用中のモデル名を洗い出す:ワークスペースの既定値・保存済みのモデル設定・カスタムエージェント・定期タスク・スクリプトを検索し、gpt-5.5・gpt-5.4・gpt-5.4-mini・gpt-5.3-codex・gpt-5.2が残っていないかを確認します。
  2. 置き換え先を決める:公式の案内どおり、Plus・Pro・Business・Enterprise・EduはGPT-6 Sol、FreeとGoはGPT-6 Lunaを出発点にします。
  3. 共通テストで比較する:業務で使う代表的なプロンプトを新旧で実行し、出力の正確さ・書式・所要時間・クレジット消費を記録します。
  4. 設定を更新する:既定値・管理者の設定・定期タスクのモデル指定を新しいモデルに書き換え、モデル名は設定ファイルへ集約します。
  5. 利用状況を確認する:切り替え後の数日間は、使用状況ダッシュボードでクレジット消費と利用枠の残りを確認し、想定より多い場合は推論の設定やモデルの選び直しを検討します。

チェックリストの元になっているのは、公式モデルページの移行案内です。

Enterprise・Eduではワークスペース管理者向けの案内が別に用意されているため、管理者に確認してから作業を進めてください。

社内で共有するときのポイント

置き換えの作業は、モデルを実際に使う人と設定を管理する人が別になっていることが少なくありません。

そのため、期日・置き換え先・確認方法を一枚の資料にまとめて共有し、使っている人が自分の設定を見直せる状態にしておくと、期日直前の混乱を避けやすくなります。

ChatGPTの新機能や仕様の変化を追う方法は、当サイトのChatGPT 新機能 2026やChatGPT最新モデルの違いと使い分け|2026年の最新情報も参考になります。

よくある質問

Q1. GPT-5.5はGPT-4oの上位互換ですか?

GPT-5.5とGPT-4oを直接比べた公式の記載は、2026年9月28日時点のモデルページ・料金ページにはありません。

公式ページでのGPT-5.5は「前世代のフラッグシップ」で、2026年10月14日にChatGPT・Work・Codexから提供終了となる予定です。

GPT-4oの提供状況はAPI modelsページで確認し、置き換えは業務プロンプトでの比較テストを基準に判断してください。

Q2. 無料プランで使えるモデルは何ですか?

公式の料金ページでは、FreeとGoのプランに「デスクトップアプリでStandard speedのGPT-6 Luna(ロールアウトに応じて提供)」と記載されています。

料金はFreeが月$0、Goが月$8(いずれも2026年9月28日確認・公式の料金ページ)です。

GPT-5.5やGPT-6 SolはPlus以上の案内になっています。

Q3. GPT-5.6 SolやTerraは、いまも使えますか?

公式のモデルページには、GPT-5.6 Sol・Terra・Lunaは新モデルの展開期間中も引き続き利用できると書かれています。

以前の記事にあった「約20社の限定プレビュー」という位置づけは、現在の公式ページでは使われていません。

提供の範囲や期間は今後変わる可能性があるため、利用前に公式ページを確認してください。

Q4. GPT-5.4とGPT-5.4 Miniはまだ使えますか?

公式のモデルページによると、gpt-5.4とgpt-5.4-miniはChatGPTサインインのCodexで2026年8月31日に提供終了しました。

置き換え先として、gpt-5.4にはgpt-6-sol、gpt-5.4-miniにはgpt-6-lunaが案内されています。

OpenAI APIとAPIキーで使うCodexは、この提供終了の対象外と書かれています(公式モデルページ)。

Q5. GPT-5.3-Codexは今でも使えますか?

公式のモデルページでは、gpt-5.3-codexとgpt-5.2はChatGPTサインインのCodexですでに非推奨と書かれています。

また、GPT-5.3-Codex-Sparkは2026年9月14日に提供終了し、ChatGPTデスクトップアプリ・Codex CLI・IDE拡張では使えません。

設定やスクリプトにこれらのモデル名が残っている場合は、公式の案内に沿って更新してください。

Q6. クレジットはどのように消費されますか?

公式の料金ページでは、トークン(入力・キャッシュ入力・出力)に応じて、モデルごとに100万トークンあたりのクレジット数が決められています。

たとえばGPT-6 Solは入力50・キャッシュ入力5・出力250クレジット、GPT-6 Lunaは入力2.5・キャッシュ入力0.25・出力12.5クレジットです(Standard speed・2026年9月28日確認)。

Fastモードやその他の倍率、含まれる利用枠の消費は別のルールで、公式ページの使用状況ダッシュボードで確認できます。

Q7. BusinessプランとEnterpriseプランの違いは何ですか?

公式の料金ページでは、Businessは2ユーザー以上で、年払いなら1ユーザーあたり月$20、月払いなら月$25と記載されています。

Enterpriseは要問い合わせと記載されています(2026年9月28日確認・料金ページ)。

Enterprise・Eduでは、GPT-6 Lunaを使うには管理者が先に有効化する必要があるとモデルページに書かれています。

機能の詳細は、契約前にOpenAIの営業窓口や公式ヘルプで確認してください。

Q8. 個人でAIを使い始めるなら、どのプランから試せばよいですか?

公式の料金ページによると、Plusは月$20で、GPT-6 SolとGPT-6 Luna、Codexのweb・CLI・IDE拡張・iOS利用、クレジットによる拡張が含まれます(2026年9月28日確認・料金ページ)。

まずFreeで使い方を確かめ、業務で使う頻度が増えた段階でPlusを試し、利用枠が足りなくなったらクレジットやProを検討する順番が、費用を抑えやすい進め方です。

用語集——モデル選びで出てくるキーワード

用語 説明
トークン AIが文章を処理する際の最小単位。プロンプト・ファイル・会話履歴・ツールの結果・回答のすべてがトークンとして数えられる
クレジット 含まれる利用枠を使い切った後も作業を続けるための単位。モデルごとに100万トークンあたりの消費量が決まっている
キャッシュ入力 同じ入力を繰り返す際に、通常入力より少ない単価で扱われる入力トークン
Standard speed クレジット単価表の基準となる速度設定。購入クレジットではFastモードが標準の2倍、GPT-6 Astra Ultrafastが6倍
ChatGPT Work 公式ページでCodexと並んで説明される利用形態。ウェブやデスクトップアプリのモデル選択欄から、モデルと推論の強さを選んで使う
Codex OpenAIのコーディング支援サービス。ChatGPTのプランに含まれ、web・CLI・IDE拡張・デスクトップアプリなどから使う
推論の強さ(reasoning effort) モデルがどれだけ考えて回答するかを選ぶ設定。高くすると複雑な作業に向くが、時間とトークンを多く使う
Ultra 公式ページで説明されている、サブエージェントを使って複雑な作業を分担して進めるモード
提供終了(retirement) モデルが特定の製品・プランで選べなくなること。GPT-5.5は2026年10月14日にChatGPT・Work・Codexで終了、APIは対象外
非推奨(deprecated) 今後の提供終了が予定され、新しい利用を避けるよう案内されている状態。gpt-5.2とgpt-5.3-codexがCodexで該当する

まとめ——GPT-5.5から次のモデルへ、何から始めるか

2026年9月28日時点の公式ページでは、複雑な作業の中心はGPT-6 AstraとGPT-6 Sol、集中した繰り返し作業はGPT-6 Lunaに移り、GPT-5.5は2026年10月14日にChatGPT・Work・Codexから提供終了となる予定です。

GPT-5.6 Sol・Terra・Lunaは展開期間中も利用でき、GPT-5.4とGPT-5.4 MiniはChatGPTサインインのCodexですでに提供を終えています。

GPT-4oやo3のような旧世代は公式の現行ページに載っていないため、提供状況と単価はAPI側の公式ページで個別に確認する必要があります。

やることは3つに絞れます。

一つ目は、設定やスクリプトに残ったモデル名(gpt-5.5・gpt-5.4系・gpt-5.3-codex・gpt-5.2)を洗い出すことです。

二つ目は、代表的な業務プロンプトを新旧のモデルで実行し、出力とクレジット消費を比べることです。

三つ目は、切り替え後にモデル名を設定ファイルへ集約し、次の更新でも一か所の変更で済むようにすることです。

料金・モデル・提供範囲は変わり続けるため、意思決定の前には公式モデルページと料金ページを確認する習慣をつけておくと安心です。

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※本記事は2026年9月28日時点の公開情報をもとにしています。

料金・機能・仕様は変更される場合があります。

最新情報はOpenAI公式でご確認ください。

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この記事を書いた人

株式会社S.Line 代表取締役。偏差値39から起業し、AIとSNSの活用で「普通の人」が成果を出す方法を発信。

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