OpenAI Codexの提供形態の違い|CLI・IDE・クラウド・アプリ比較

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📅 公開日: 2026年9月16日🔄 最終更新: 2026年9月24日

OpenAI Codexは、2026年9月時点の公式ドキュメントでは「Codex CLI」「Codex IDE extension」「Codex cloud」「ChatGPTデスクトップアプリ/Web内のCodex」という複数の入口から同じCodexを使う構造で提供されています。結論から言うと、ターミナル中心の人はCLI、エディタで開いているファイルをそのまま扱いたい人はIDE拡張、長いタスクを並列で任せたい人やGitHub・GitLab・Linear・Slackから仕事を始めたい人はCodex cloud、コード以外の資料作成も同じ画面で進めたい人はデスクトップアプリという分け方が、公式ページの「Use … when」(こういう時に使う)の記述にそのまま対応します。

本記事は、Codex公式ドキュメント(developers.openai.com/codex は2026年9月24日の確認時点でlearn.chatgpt.com/docsへリダイレクトされます)に書かれている英語の文言だけを根拠に、4つの提供形態の違い、場面別の使い分け、対応プランと使用量枠の読み方を整理します。日本語訳は筆者訳で、料金や上限の数値は公式ページの表記をそのまま転記しています。インストール手順やClaude Codeとの比較の詳細は、既に公開しているOpenAI Codexの使い方(料金・始め方・Claude Codeとの違い)に譲り、本記事は「どの形態を選ぶか」の判断に絞ります。なお、2026年9月にモデル面で起きた変化(GPT-6 Sol・GPT-6 Lunaのロールアウトなど)は、後半の使用量枠の章でまとめて扱います。

目次

OpenAI Codexとは|2026年の公式定義と提供形態の全体像

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OpenAI Codexとは、OpenAIがChatGPTの中で提供するソフトウェア開発向けのエージェント機能で、公式ドキュメントの製品切替では「Build, debug, and ship(作る・デバッグする・出荷する)」側として、「ChatGPT(Create, learn, and explore)」と対になる位置づけです。文書・スプレッドシート・プレゼンなどの成果物は、そのChatGPT側でWorkに切り替えて作る流れになります。Codex CLI・Codex IDE extension・Codex cloud・ChatGPTデスクトップアプリ/Webという複数の入口(surface)から、同じアカウント・同じ使用量枠で利用します。

公式ドキュメントの冒頭には「Start with a goal, idea, or task. ChatGPT can gather context, take action, and produce something useful.(目標・アイデア・タスクから始めれば、ChatGPTが文脈を集め、行動し、役に立つものを作る)」とあり、Quickstartには「For software development with codebase context and developer tools, select Codex from the ChatGPT dropdown.(コードベースの文脈と開発者ツールを使うソフトウェア開発には、ChatGPTのドロップダウンからCodexを選ぶ)」と案内されています。ドキュメントのナビゲーション「Available on」には、ChatGPT desktop app / Remote / ChatGPT on the web / Codex CLI / Codex IDE extension / Codex cloud が並びます(出典: ChatGPT / Codex docs Overview、Quickstart)。

ここで最初に押さえるべき判断は「自分がやりたいことはCodex(コード)か、ChatGPT Work(文書・スプレッドシート・プレゼン・Sites)か」です。Quickstartの新しいチャットを始める手順には「For research, analysis, or deliverables such as documents, presentations, spreadsheets, and Sites, select ChatGPT, then switch to Work at the top of the new chat page, above the composer.」とあり、コードを書かない成果物はWork側の担当です。Codexの提供形態を比べる前に、この切り分けを済ませておくと、後の「どの入口を使うか」の判断が短くなります。

各提供形態を、公式ページの見出し文(英文そのまま)と動く場所で並べると次のようになります。Remoteは項目名だけを確認しており、本記事では内容に踏み込みません。

提供形態 公式ページの一言(英文) 動く場所 主な起点
Codex CLI Inspect, edit, and run code from your terminal 自分のPCのターミナル codexコマンド、codex exec
Codex IDE extension Build with the context already in your editor VS Code・Cursor・Windsurf(拡張)、Xcode・JetBrains(各社統合) エディタ内のCodexアイコン
Codex cloud Run coding tasks in parallel cloud environments OpenAI側の隔離されたクラウド環境 Web、GitHub、GitLab、Linear、Slack
ChatGPT desktop app Your command center for complex work macOS・Windows・Linuxのアプリ ChatGPT/Codexの切替、フォルダを開く
ChatGPT on the web Research, analyze, and create in your browser ブラウザ(chatgpt.com) Chat/Workの切替

表の英文は、それぞれCodex CLI、Codex IDE extension、Codex cloud、ChatGPT desktop app、ChatGPT on the webの各公式ページの見出しです。以降の章では、この4形態を1つずつ「何ができて、公式はどんな時に使うと言っているか」の順で見ていきます。

Codex CLI|ターミナルで動く形態の特徴と公式の使いどころ

Codex CLIとは、ターミナルから「Inspect, edit, and run code(コードを調べ、編集し、実行する)」ための形態で、ローカルのリポジトリに対してファイルの読み書きとコマンド実行を行い、対話でもcodex execによる非対話実行でも使えます。モデル・推論の強さ・権限を自分で選ぶ設計が公式ページの特徴として挙げられています。

公式ページは、CLIの特徴を3点にまとめています。「01 Work against your local repository(ローカルリポジトリに対して作業する): Let Codex inspect files, make edits, and run the tools already installed on your machine.」「02 Stay in control(主導権を保つ): Choose the model, reasoning effort, permissions, and commands that fit the task.」「03 Compose with scripts and CI: Use Codex interactively or call codex exec from repeatable workflows and pipelines.」の3つです。つまりCLIは、自分のマシンに入っているツールをそのまま使わせ、自分の権限設定の範囲で動かし、スクリプトやCIに組み込める形態です(出典: Codex CLI公式ページ)。

モデルの切り替えは、対話セッション中なら/modelコマンド、起動時にまとめて指定するならcodex --model gpt-6-solのように--model(エイリアス-m)を使います。CLIコマンド一覧の公式ページには主要なスラッシュコマンドとして「/init(Generate an AGENTS.md scaffold in the current directory=AGENTS.mdのひな形を生成)」「/permissions(Set what Codex can do without asking first=確認なしでCodexが行える操作を設定)」「/model(Choose the active model (and reasoning effort, when available)。使用例として「Switch between models such as gpt-6-luna and gpt-6-sol」=gpt-6-lunaやgpt-6-solへの切替が挙がっています)」「/review(Ask Codex to review your working tree=作業ツリーのレビューを依頼)」「/status(Display session configuration and token usage=セッション設定とトークン使用量を表示)」が挙げられています(出典: CLIコマンド一覧公式ページ)。/permissionsは同CLI公式ページで「Choose when Codex can edit files or run commands without asking(Codexが確認なしにファイル編集やコマンド実行をしてよい条件を選ぶ)」とも説明されており、CLIを使う人が最初に決めるべき設定と言えます。

ワークフロー機能としては、codex resume(保存したチャットへ戻る)、codex --image(エラーのスクリーンショットや設計図を最初のプロンプトに渡す)、subagents(大きな調査を専門エージェントへ分割)、codex --search(最新情報が必要な時にWeb検索へ切り替える)、codex cloud(ターミナルからクラウド環境へ仕事を送り、結果をローカルへ適用)、codex mcp(MCPサーバーを追加)、codex completion(シェル補完)が公式ページに列挙されています。レビュー機能は「Codex reports prioritized findings without modifying your working tree(作業ツリーを変更せずに優先度付きの所見を報告する)」とあり、コミット前の確認に使う想定です。

公式が示す「Use Codex CLI when…」は次の4つです。「You work from the terminal(ターミナルで作業している)」「You need scripting or CI(スクリプトやCIで非対話実行が必要)」「You want a local code review(コミットやPRの前にローカルでレビューしたい)」「You want to hand work to the cloud(クラウドチャットを起動して後でターミナルに戻りたい)」。この4つに1つも当てはまらない人は、次のIDE拡張かデスクトップアプリから入る方が公式の案内に沿います。インストールコマンド(macOS/Linuxはcurl -fsSL https://chatgpt.com/codex/install.sh | sh、他にWindows・npm・Homebrewのタブ)と初回の「Sign in with ChatGPT」までの流れは、OpenAI Codexの使い方の始め方の章で扱っています。

Codex IDE拡張|エディタで開いている文脈をそのまま使う形態

Codex IDE extensionとは、VS Code・Cursor・Windsurfなどのエディタの中でCodexを動かす形態で、公式ページでは「Build with the context already in your editor(エディタに既にある文脈で作る)」と定義されています。開いているファイルや選択範囲をプロンプトに取り込み、差分をその場で確認し、大きくなったタスクはCodex webへ委譲するという3つの動きが特徴です。

公式ページの3つの特徴は、「01 Use the context already open: Reference open files, selected code, and recent chats directly from the composer.(開いているファイル・選択したコード・最近のチャットを作成欄から直接参照する)」「02 Review changes beside your code: Read the summary, inspect a focused diff, and follow up in the same chat.(要約を読み、絞られた差分を確認し、同じチャットで続きを頼む)」「03 Delegate when the task grows: Keep quick iterations local, or connect Codex web when a task needs more time and room.(短い反復はローカル、時間と余地が必要なタスクはCodex webへ)」です。CLIとの違いは、ターミナルではなく「今見ているコード」が起点になる点にあります(出典: Codex IDE extension公式ページ)。

対応エディタは、公式の手順1に「VS Code and compatible editors use the Codex extension; Xcode and JetBrains IDEs provide their own integrations.」とあるとおり、VS Code・Cursor・Windsurf・VS Code Insidersは拡張機能をインストールし、XcodeとJetBrains IDEsは各社の統合機能からCodexを選ぶ形です。手順2では「VS Code, Cursor, or Windsurf: choose the Codex icon. If it is not visible, open the Command Palette and run Codex: Open Codex Sidebar.」「Xcode: open the coding assistant, start a new chat, and choose Codex as the agent.」「JetBrains IDEs: open AI Chat and select Codex.」と、エディタごとに開き方が分かれています。

公式が示す「Use Codex IDE extension when…」は、「You are making focused edits(関係するファイルとCodexを同じ画面に置いて絞った修正をする)」「You are learning unfamiliar code(開いているファイルやシンボルについて質問する)」「You want to review changes in place(ソースの横で編集内容を確認して適用する)」「You want to delegate a larger task(IDEからクラウド作業を始めて結果に戻る)」の4つです。CLIの4条件と見比べると、IDE拡張は「見ながら直す」「学びながら直す」場面、CLIは「自動化する」「ローカルでレビューする」場面に寄っています。両方に当てはまる人は、どちらか一方を主にして、もう一方を補助に回すと迷いが減ります。

Codex cloud|クラウド実行で並列に任せる形態と連携先

Codex cloudとは、自分のPCではなくOpenAI側の隔離されたクラウド環境でコーディングタスクを実行する形態で、公式ページでは「Run tasks in isolated cloud environments, work in parallel, and start work from the web, GitHub, GitLab, Linear, or Slack.」と説明されています。長いタスクをバックグラウンドで走らせ、複数案を並列に試し、結果の要約と差分を確認してからプルリクエストを開く流れが基本です。

公式ページの3つの特徴は、「01 Run work in parallel: Give longer tasks dedicated environments and let them continue while you work on something else.(長いタスクに専用環境を与え、自分が別の仕事をしている間も走らせる)」「02 Reproduce the environment: Configure the dependencies, tools, variables, and setup steps each repository needs.(リポジトリごとに依存関係・ツール・変数・セットアップ手順を設定する)」「03 Review before you merge: Inspect the summary and diff, request a follow-up, or open a pull request when the result is ready.(マージ前に要約と差分を確認し、追加依頼かPR作成をする)」です(出典: Codex cloud公式ページ)。

セットアップは公式の5段階で、「1 Open Codex and sign in(ChatGPTアカウントでサインイン)」「2 Connect GitHub or GitLab(GitLabはBeta)」「3 Create an environment(リポジトリ用の環境を作り、依存関係・環境変数・シークレットを設定)」「4 Start your first task(環境を選んで欲しい結果を書く。ログを見ても、バックグラウンドで走らせてもよい)」「5 Review the result(要約と差分を確認し、追加変更かPR作成)」と進みます。CLIやIDE拡張と決定的に違うのは、手順2の「リポジトリをGitHubかGitLabに置いていること」が前提になる点です。ローカルのフォルダだけで完結している人は、この形態の恩恵を受けにくいと判断できます。

連携先については、公式ページの「Delegate from your integrations」に「Start work in Codex cloud from GitHub pull requests, GitLab merge requests and issues, Linear issues, or Slack channels and threads.」とあります。GitLabについては、2026年9月24日確認時点でも「GitLab support is available in beta on all ChatGPT plans.(GitLab対応は全ChatGPTプランでベータ提供)」「The integration runs in Codex cloud, and a managed workspace admin can disable it.」のまま変わっていません(出典: What’s new)。

公式が示す「Use Codex cloud when…」は、「Work needs to run in the background(長いタスクを任せて、できたら戻る)」「You want to compare several attempts(ローカルマシンを占有せずに並列で試す)」「Work starts in GitHub, GitLab, Linear, or Slack(PR・MR・issue・チャンネルから離れずに仕事を渡す)」「You are away from your development machine(Webかcodex CLIから開始・確認する)」の4つです。企業単位で導入形態を決める場合は、OpenAI Codex企業導入ガイドでモデル・コスト・移行計画の観点も合わせて確認してください。

ChatGPTデスクトップアプリ/Web内のCodex|ChatGPT Workとの切替

ChatGPTデスクトップアプリ内のCodexとは、macOS・Windows・Linux向けのChatGPTアプリの中で「ChatGPT」と「Codex」を切り替えて使う形態で、公式ページはアプリを「Your command center for complex work(複雑な仕事の司令塔)」と位置づけています。フォルダを開くとその中のファイルを読み書きでき、コードはCodex、文書・スプレッドシート・プレゼンはChatGPTのWorkモードという切り分けで、同じ画面から両方を進められます。

公式のアプリページには「Run projects in parallel, work with files, use your computer, and keep long-running work moving from one desktop workspace.(複数プロジェクトを並行し、ファイルを扱い、コンピュータを操作し、長時間の作業を1つのデスクトップ作業空間で進める)」とあります。開始手順は「1 Install the ChatGPT desktop app」「2 Open ChatGPT and sign in」「3 Choose where to work: Start a chat, create a project, or open a folder.」「4 Send your first message: Choose ChatGPT or Codex. In ChatGPT, use the toggle above the composer to select Chat or Work. In Codex, start with New chat.」の4段階です(出典: ChatGPT desktop app公式ページ)。

Quickstartでは「Select where ChatGPT should work: Start a chat, create a project, or open a folder. ChatGPT can read and modify files in the folder you choose.(フォルダを選ぶと、ChatGPTはその中のファイルを読んで変更できる)」と明記されています。これはCLIの「ローカルリポジトリに対して作業する」と同じ性質を、ターミナルなしで得られるということです。サインインは「You may also use Codex with an API key. Some features might not be available.(APIキーでも使えるが一部機能が使えない場合がある)」という条件付きです(出典: Quickstart)。

Web版については、Quickstartに「ChatGPT is available on the web and includes Chat and ChatGPT Work.」とあり、「Select Work to research, analyze information, and create documents, presentations, spreadsheets, Sites, or other finished work.」と説明されます。つまりブラウザのchatgpt.comではChatとWorkが使え、Codex cloudは前章のとおり別の入口(Codexのページ)から使う構造です。公式が示すデスクトップアプリの使いどころは「Coordinate several projects(複数プロジェクトを並行)」「Create and review files(成果物を作って確認)」「Use the browser and your computer(ブラウザとPCを操作させる)」「Schedule recurring work(定期タスクを設定)」の4つです。ChatGPT側の基本操作に不安がある場合は、先にChatGPTの使い方(初心者から使いこなすまで)で全体像をつかんでおくと、Codexへの切替が理解しやすくなります。2026年に追加されたアプリ側の機能は、ChatGPT 新機能 2026でまとめています。

4つの提供形態の使い分け|公式の「Use … when」を判断表にする

Codexの提供形態の使い分けとは、公式ドキュメントの各ページ末尾にある「Use Codex CLI when…」「Use Codex IDE extension when…」「Use Codex cloud when…」「Use the ChatGPT desktop app when…」の条件を、自分の作業場面に当てはめて入口を決めることです。条件は排他ではないため、主となる1つを決め、他は必要な時だけ使う形にすると運用が安定します。

各ページの条件をそのまま1つの表に集めると、次のようになります。右列は公式ページの英文(一部)で、和訳は筆者によるものです(出典: Codex CLI、Codex IDE extension、Codex cloud、ChatGPT desktop appの各公式ページの「Use … when…」)。

やりたいこと(場面) 向いている形態 公式ページの該当記述
ターミナルで探索・編集・実行を1つのループで回す Codex CLI You work from the terminal
スクリプトやCIから非対話で実行する Codex CLI You need scripting or CI
コミットやPRの前にローカルでレビューする Codex CLI You want a local code review
開いているファイルに絞った修正をする Codex IDE extension You are making focused edits
見慣れないコードを質問しながら理解する Codex IDE extension You are learning unfamiliar code
変更をソースの横で確認して適用する Codex IDE extension You want to review changes in place
長いタスクをバックグラウンドで走らせる Codex cloud Work needs to run in the background
複数の案を並列に試して比べる Codex cloud You want to compare several attempts
GitHub・GitLab・Linear・Slackから仕事を渡す Codex cloud Work starts in GitHub, GitLab, Linear, or Slack
開発機から離れた場所で開始・確認する Codex cloud You are away from your development machine
複数プロジェクトを並行し、ファイルを作って確認する ChatGPT desktop app Coordinate several projects / Create and review files
ブラウザやPC操作を任せる、定期タスクを設定する ChatGPT desktop app Use the browser and your computer / Schedule recurring work
文書・スプレッドシート・プレゼン・Sitesを作る ChatGPT(Workモード) select ChatGPT, then switch to Work

表の使い方を、仮の例で確認します。以下は実在の人物ではなく、判断の流れを示すために作った仮の例です。あるWeb制作会社の担当者が、午前中は既存サイトの問い合わせフォームの不具合を直し、午後は3つの改善案を試して比べ、夕方に外出先からレビューだけしたいとします。午前の作業は「開いているファイルに絞った修正」なのでIDE拡張、午後の3案比較は「複数の案を並列に試す」なのでCodex cloud、夕方は「開発機から離れた場所で確認」なのでCodex cloudの結果をWebから見る、という組み合わせになります。IDE拡張の「You want to delegate a larger task: Start cloud work from the IDE and return to the result.」のとおり、午前の画面から午後のクラウド作業を始めることもできます。

逆に、リポジトリがGitHubにもGitLabにもない、CI連携もしない、という個人の小さなプロジェクトであれば、Codex cloudの前提を満たさないため、デスクトップアプリで「フォルダを開く」かCLIの2択に絞れます。この段階で選択肢を減らしておくと、次章の料金枠の読み方も、自分に関係する行だけを見ればよくなります。

対応プランと料金枠の読み方|公式ページの文言だけで整理する

Codexの対応プランとは、公式Pricingページが「ChatGPT Work and Codex share usage.(ChatGPT WorkとCodexは使用量を共有する)」としたうえで、Free・Go・Plus・Pro・Business・Enterprise & Eduという個人・法人向けの各プランカードにそれぞれCodexに関する記述を並べている、その全体を指します。これとは別に、APIキーで使う経路があり、その場合はクラウド機能が使えずAPI料金で課金されます。

提供形態の観点で重要なのは、プランごとに「どの入口が使えるか」が書き分けられている点です。Plusの説明には「Codex on the web, in the CLI, in the IDE extension, and on iOS」「Cloud-based integrations like automatic code review and Slack integration」「GPT-6 Sol and GPT-6 Luna」とあり、APIキーの説明には「Codex in the CLI, SDK, or IDE extension」「No cloud-based features (GitHub code review, Slack, etc.)」「Model availability follows the API models available to your key」「Pay for Codex usage based on API pricing」とあります。つまり、Codex cloudやGitHubの自動コードレビュー、Slack連携を使いたい人はChatGPTプランが前提で、APIキーだけではCLI・SDK・IDE拡張に限られます(出典: Pricing公式ページ)。

公式ページの料金表記を、Codexに関する記述とともに並べます。金額はページ上の表記(米ドル)をそのまま転記しており、日本円での請求額や税の扱いはこのページに記載がないため本記事では触れません。

プラン 公式ページの料金表記 Codexに関する公式の記述(抜粋)
Free $0 /month Explore Codex capabilities on quick coding tasks. / GPT-6 Luna at Standard speed in the desktop app, subject to rollout.
Go $8 /month Use Codex for lightweight coding tasks. / GPT-6 Luna at Standard speed in the desktop app, subject to rollout.
Plus $20 /month Power a few focused coding sessions each week. Codex on the web, in the CLI, in the IDE extension, and on iOS / Cloud-based integrations like automatic code review and Slack integration / GPT-6 Sol and GPT-6 Luna
Pro From $100 /month Choose 5x or 20x higher rate limits than Plus. Everything in Plus and: 5x or 20x more Codex usage than Plus*
Business $20 / user / month*(*2+ users, billed annually. $25 per user per month when billed monthly.) Access ChatGPT and Codex across desktop and mobile apps / Larger virtual machines to run cloud chats faster / A secure, dedicated workspace with essential admin controls, SAML SSO, and MFA
Enterprise & Edu Contact sales Everything in Business and: Priority request processing / Enterprise-level security and controls
API Key Pay for Codex usage based on API pricing Codex in the CLI, SDK, or IDE extension / No cloud-based features (GitHub code review, Slack, etc.) / Model availability follows the API models available to your key

この表から読み取れる判断は2つです。1つ目は、Codex cloudを主に使う予定なら、APIキー経路は候補から外れるということ。2つ目は、以前のPro説明にあった研究プレビューモデルの記載が、2026年9月24日確認時点のPricing公式ページのProカードには見当たらないということです(旧本文にあった当該の記載は、現行ページで確認できないため削除しました)。まず提供形態を試すだけならFreeでもGPT-6 Lunaがロールアウト対象になっており、そこから使用量に応じてプランを上げる順番が公式の並びに沿います。なお、Enterprise/Eduのうちフレキシブル課金の契約では「no fixed rate limits—usage scales with credits.(固定のレート上限はなく、クレジットに応じて使用量が変わる)」とも記載されています。ChatGPTプラン全体の比較はChatGPT料金プラン完全比較で扱っています。

使用量の目安|5時間あたりのローカルメッセージ数と共有ルール

Codexの使用量の目安とは、公式Pricingページが「local messages per five-hour period(5時間あたりのローカルメッセージ数)」としてモデル×プラン別に示している幅のことで、公式自身が「These estimates are not fixed message limits(固定のメッセージ上限ではない)」と注記しています。2026年9月にGPT-6 Sol・GPT-6 Lunaが加わり、対象モデルの列が増えました。ローカルメッセージとクラウドチャットはプランの使用量枠を共有し、週次の上限もかかる場合があります。

公式What’s newの2026年9月21〜25日の項目には「Choose GPT-6 Sol and Luna」として、「GPT-6 Sol and GPT-6 Luna are rolling out in Codex at lower token prices than their GPT-5.6 predecessors.(GPT-6 SolとGPT-6 Lunaが、先代のGPT-5.6より低いトークン単価でCodexにロールアウト中)」「Start with Sol Medium for everyday and complex coding, or Luna High for focused, repeatable tasks.(日常的で複雑なコーディングはSol Medium、絞られた反復タスクはLuna Highから始める)」とあり、「Availability depends on your plan, client, and workspace settings.(利用可否はプラン・クライアント・ワークスペース設定に依存)」という留保も付いています(出典: What’s new)。

公式の表を転記します。列は公式の並びどおり、Plus / Pro 5x / Pro 20x / Standard Business / API Keyです。前提文には「Cloud chats on ChatGPT plans use GPT-5.6 Sol and may use more of your allowance than local messages.(ChatGPTプランのクラウドチャットはGPT-5.6 Solを使い、ローカルメッセージより多く枠を消費し得る)」とあります(出典: Pricing公式ページ)。

Model Plus Pro 5x Pro 20x Standard Business API Key
GPT-6 Astra 5-45 25-225 100-900 5-45 Usage-based
GPT-6 Sol 15-150 70-700 300-3,000 15-150 Usage-based
GPT-6 Luna 350-3,000 1,750-14,000 7,000-56,000 350-3,000 Usage-based
GPT-5.6 Sol 10-100 50-500 200-2,000 10-100 Usage-based
GPT-5.6 Terra 25-200 125-1,000 500-4,000 25-200 Usage-based
GPT-5.6 Luna 250-2,000 1,250-10,000 5,000-40,000 250-2,000 Usage-based
GPT-5.5 15-80 75-400 300-1,600 15-80 Usage-based
GPT-5.4 20-100 100-500 400-2,000 20-100 Usage-based
GPT-5.4 mini 60-350 300-1,750 1,200-7,000 60-350 Usage-based

この表を提供形態の観点で読むと、次の3点が判断材料になります。第一に、同じプランでもCodex cloud(クラウドチャット)はローカルメッセージより多く枠を使い得るので、cloud中心の運用ではPlusの行より少ない回数を見込むこと。第二に、「Local messages and cloud chats share your plan’s usage allowance. Weekly limits may also apply.」のとおり、CLIとcloudを併用しても枠は1つであること。第三に、「Business ($100) uses the Pro 5x estimates.」「Enterprise and Edu plans without flexible pricing have the same per-seat usage limits as Plus for most features.」と、法人プランの目安が個人プランの列に読み替えられ、フレキシブル課金のEnterprise/Edu契約では固定のレート上限自体がないことです。

使用量が想定より速く減る理由についても公式が明記しています。「Tasks that look similar can consume different amounts of your allowance. Model choice, context, reasoning, tool use, retrieval, and caching all affect usage, so prompt length alone isn’t a reliable estimate.(似たタスクでも消費量は違う。モデル・文脈・推論・ツール利用・取得・キャッシュが影響し、プロンプトの長さだけでは推定できない)」。上限に達した時の扱いは、Plus・Proは「purchase additional credits(追加クレジットを購入して作業を続けられる)」、フレキシブル課金のBusiness・Edu・Enterpriseは「purchase additional workspace credits(ワークスペース単位の追加クレジットを購入できる)」、そして全ユーザー共通で「run extra local chats using an API key, with usage charged at standard API rates.(APIキーでローカルチャットを追加し、API標準料金で支払う)」の3通りが公式ページに挙げられています。残量はusage dashboardで、CLIセッション中は/statusで確認でき、公式は「Check the dashboard every week or two to understand your pace and remaining capacity.(定期的にダッシュボードを見て、ペースと残量を把握する)」と勧めています。

クレジット単価(100万トークンあたり、Standard速度)は、GPT-6 Astraが入力250・キャッシュ入力25・出力1,250クレジット、GPT-6 Solが50・5・250、GPT-6 Lunaが2.5・0.25・12.5、GPT-5.6 Solが100・10・500、GPT-5.6 Terraが50・5・300、GPT-5.6 Lunaが5・0.5・30で、「GPT-5.6 usage averages 5-30 credits per message.」「GPT-5.6 Sol’s promotional pricing is available at least through November 21, 2026.(GPT-5.6 Solの特別価格は少なくとも2026年11月21日まで継続)」と記載されています(出典: Pricing公式ページ)。モデルの選び方については、公式Modelsページの「Choosing Astra, Sol, and Luna」が「Astra, for the hardest end-to-end work.(コード・アプリ・研究にまたがる、持続した推論と判断が要る完結したワークフローにはAstra)」「Sol, for everyday and complex work.(あいまい・難しい・高価値なタスクにはSol)」「Luna, for clear, repeatable tasks.(抽出・分類・変換・構造化された要約のような、明確で高頻度なタスクにはLuna)」と整理しており、推論の強さは「Start with Medium for Sol, High for Luna, or Light for Astra.(Solはmedium、Lunaはhigh、Astraはlightから始める)」としています(出典: Models公式ページ)。GPT-6 Astra・GPT-6 Sol/LunaとGPT-5.6系のAPI料金やコンテキスト長の違いは、GPT-6 Astraとは(GPT-5.6との違い・料金・使い分け)で公式モデルページの数値をもとに整理しています。なお表に残るGPT-5.5については、Pricingページに「GPT-5.5 retires from ChatGPT, ChatGPT Work, and Codex on all plans on October 14, 2026.(GPT-5.5は2026年10月14日に全プランのChatGPT・ChatGPT Work・Codexで提供終了)」と記載があり、Modelsページの移行案内は「On Plus, Pro, Business, Enterprise, and Edu plans, choose GPT-6 Sol when available. On Free and Go plans, choose GPT-6 Luna in the desktop app when available.(Plus・Pro・Business・Enterprise・EduはGPT-6 Solを、Free・GoはデスクトップアプリのGPT-6 Lunaを、利用可能になり次第選ぶ)」と、直近の置き換え先を案内しています。GPT-5.5・GPT-5.4系の位置づけはGPT-5.5全モデル比較と料金、ChatGPT側のモデル全体像はChatGPT最新モデルの違いと使い分けを参照してください。

非エンジニアがCodexを使う場面|仮の例で見る形態の選び方

非エンジニアにとってのCodexの使いどころとは、「コードそのものを書く」より「コードで動く小さな仕組み(集計スクリプト、サイトの一部修正、定期処理)を自分の言葉で頼み、結果を確認する」場面で、公式の切り分けに従えば、文書・スプレッドシート・プレゼンの作成はChatGPT Work、コードの生成・修正・実行はCodexが担当します。デスクトップアプリなら、この2つを同じ画面で切り替えられます。

以下の3つは、SNS運用担当者や小規模事業者の判断の流れを示すために作った仮の例で、実在の人物・成果ではありません。所要時間や効果も示しません。

仮の例1(SNS運用担当者)。毎週、Instagramのインサイトをエクスポートして、投稿別の保存数と到達数を並べた表にしたいとします。まず「エクスポートしたCSVを整形して1枚の表にする」だけなら、公式アプリページの使用例「Clean and prepare messy data: Turn a messy CSV or spreadsheet into a clean copy without changing the original.(元データを変えずに整った複製を作る)」に当たるので、ChatGPTのWorkモードで足ります。一方「毎週同じ処理を自動で回す小さなスクリプトが欲しい」なら、それはコードの生成と実行なので、デスクトップアプリでCSVのあるフォルダを開き、Codexに切り替えて依頼する形になります。ターミナルを開かずに済むので、CLIより先にデスクトップアプリを試す方が入口として自然です。

仮の例2(小規模店舗のWeb担当)。予約ページのボタン文言と色を変えたいが、HTMLとCSSのどこを触ればよいか分からないとします。サイトのファイル一式が手元にあるなら、VS Codeなどのエディタで開き、IDE拡張の公式ページにある「You are learning unfamiliar code: Ask about the files and symbols already open in the editor.」のとおり、開いているファイルについて「ボタンの色はどこで決まっているか」と質問しながら進められます。修正は「You want to review changes in place」の流れで差分を確認してから適用します。CLI公式ページにある「Create Git checkpoints before and after a task so you can revert changes.(作業前後にGitのチェックポイントを作り、戻せるようにする)」という注意は、非エンジニアほど守る価値があります。

仮の例3(外出の多い事業主)。開発を外部に頼んでいて、自分は移動中に「この修正案でよいか」を確認するだけ、という立場なら、Codex cloudの「You are away from your development machine: Start and review work from the web or Codex CLI.」に当たります。ただし前提として、リポジトリがGitHubかGitLabにあり、環境が作られている必要があるので、外部の開発者に環境作成を依頼する側になります。

3つの仮の例に共通する注意は、Codexへの依頼文が曖昧だと結果も曖昧になる点です。ChatGPTと同じく「何を・どの範囲で・どう確認するか」を先に書くと、差分の確認が楽になります。依頼文の組み立て方はChatGPTのプロンプトの書き方5つのコツが土台になります。コードを一切書かずに社内向けの定型応答を作りたい、という要望なら、CodexではなくカスタムGPT(GPTs)の作り方の方が目的に近い場合があります。文書やメールの作成がメインの人はChatGPTを仕事で活用して業務効率化する方法の範囲で足りることも多く、Codexを選ぶのは「コードで動くもの」が必要になった時点で十分です。

Claude Codeなど他のコーディングエージェントとの違いは公式ページで確認する

Codexと他社のコーディングエージェントの違いとは、本記事が根拠にしているOpenAI公式ドキュメントだけでは比較できない事項で、優劣や機能差を断定する代わりに、各社の公式ページを並べて読むことを本記事では勧めます。OpenAI側の公式ドキュメントには、他のエージェントからCodexへ設定と作業を取り込む「Import from another agent」という項目が存在します。

「Import from another agent」ページには、「Use the import flow to bring instructions, settings, skills, plugins, projects, and recent work from another agent into the ChatGPT desktop app or Codex CLI. The desktop app can import from Claude Code, Claude Cowork, or Cursor. Codex CLI can import from Claude Code or Cursor.(指示・設定・スキル・プラグイン・プロジェクト・最近の作業を、他のエージェントからChatGPTデスクトップアプリまたはCodex CLIへ取り込める。デスクトップアプリはClaude Code・Claude Cowork・Cursorから、Codex CLIはClaude CodeまたはCursorから)」とあります。「Importing doesn’t change or delete your existing agent setup.(取り込んでも既存のエージェント設定は変更・削除されない)」「Codex CLI imports up to 50 chats from the last 30 days.」という条件も明記されています(出典: Import from another agent)。

この項目から言えるのは、「OpenAIは他エージェントからの移行経路を公式に用意している」という事実までで、「どちらが優れているか」ではありません。Claude Code側の提供形態(ターミナル、IDE、Web等)や料金は、Claude Code公式ドキュメントで確認してください。両者を並べて読む時は、本記事の表1と同じ観点(動く場所・起点・クラウド実行の有無・料金枠の共有単位)で揃えると、比較が主観に寄りにくくなります。S.Line側でのClaude Codeとの違いの整理は、OpenAI Codexの使い方の該当章にまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1. CodexとChatGPT Workは何が違うのですか?
公式Quickstartの切り分けでは、文書・プレゼン・スプレッドシート・Sitesなどの成果物は「ChatGPTを選んでWorkに切り替える」、コードベースの文脈と開発者ツールを使うソフトウェア開発は「ドロップダウンからCodexを選ぶ」とされています。Pricingページには「ChatGPT Work and Codex share usage.(両者は使用量を共有する)」とあり、枠は同じです。
Q2. 無料プランでもCodexは使えますか?
Pricingページの個人向けプラン一覧に「Free」のカードがあり、「Explore Codex capabilities on quick coding tasks. $0 /month」「GPT-6 Luna at Standard speed in the desktop app, subject to rollout.(デスクトップアプリでStandard速度のGPT-6 Lunaがロールアウト対象)」と記載されています。ただし使用量の目安表にFreeの列はなく、どの程度使えるかの数値は公式ページに記載がないため、本記事では断定しません。
Q3. APIキーで使う場合、どの提供形態が使えませんか?
公式のAPI Keyの説明は「Codex in the CLI, SDK, or IDE extension」「No cloud-based features (GitHub code review, Slack, etc.)」です。つまりCodex cloud、GitHubの自動コードレビュー、Slack連携は使えず、利用できるモデルも「Model availability follows the API models available to your key」とAPIキー側に従います。課金は「Pay for Codex usage based on API pricing」です。
Q4. CLIとIDE拡張の両方を入れる必要はありますか?
どちらも同じCodexの入口で、公式は場面別に「Use Codex CLI when…」「Use Codex IDE extension when…」と条件を分けています。スクリプト・CI・ローカルレビューが主ならCLI、開いているファイルに絞った修正や見慣れないコードの理解が主ならIDE拡張です。IDE拡張からクラウド作業を始めることもできるため、1つを主にして必要時にもう一方を足す形で足ります。
Q5. 使用量の残りはどこで確認できますか?
Pricingページに「You can find your current limits in the usage dashboard. If you want to see your remaining limits during an active Codex CLI session, you can use /status.」とあります。CLIなら/status、それ以外は使用量ダッシュボードです。公式は「Check the dashboard every week or two」と、定期的な確認を勧めています。
Q6. Codex cloudはGitHub以外のリポジトリでも使えますか?
公式Codex cloudページの手順2は「Connect GitHub or GitLab (Beta)」で、2026年9月24日確認時点でも「GitLab support is available in beta on all ChatGPT plans.」のままです。開始の起点としてはGitHub・GitLab・Linear・Slackが挙げられています。これ以外のホスティングについては公式ページに記載がないため、本記事では扱いません。
Q7. Codexではどのモデルが使えますか?
Plusの説明には「GPT-6 Sol and GPT-6 Luna」とあり、以前の説明にあった研究プレビューモデルの記載は現行のPro行には見当たりません。Modelsページの「Recommended models」は「Select gpt-6-sol or gpt-6-luna in your model picker or saved configuration when available.」とし、「GPT-5.6 Sol, GPT-5.6 Terra, and GPT-5.6 Luna remain available during the rollout.(ロールアウト中はGPT-5.6 Sol/Terra/Lunaも引き続き使える)」とも記載しています。CLIでは/modelコマンドまたはcodex --model gpt-6-solのように起動時指定で切り替えます。
Q8. GPT-6 Astra・GPT-6 Sol・GPT-6 Lunaはいつから使えるようになりますか?
GPT-6 Astraについて、公式What’s newは「Once Astra is available to your account, choose it from the model selector. See usage and pricing before starting a large task. Enterprise access requires both rollout eligibility and an administrator to enable it.(Astraがアカウントで使えるようになったら、モデル選択欄から選ぶ。大きなタスクの前に使用量と料金を確認する。Enterpriseでの利用にはロールアウト対象であることと管理者による有効化の両方が必要)」と案内しています。GPT-6 Sol・Lunaについては、2026年9月21〜25日の項目で「Availability depends on your plan, client, and workspace settings.」と、こちらもロールアウト依存であることが明記されています。いずれも「使えるようになったら選択欄に出てくる」段階的な提供で、特定の日付に全員へ一斉公開される形ではありません。

まとめ

OpenAI Codexは、2026年9月時点の公式ドキュメントでは、Codex CLI(ターミナル)、Codex IDE extension(エディタ)、Codex cloud(隔離クラウド環境)、ChatGPTデスクトップアプリ/Web内のCodexという複数の入口から、同じアカウント・同じ使用量枠で使う構造です。どの入口を選ぶかは、各公式ページ末尾の「Use … when」の条件(ターミナル作業・CI・ローカルレビューならCLI、絞った修正や見慣れないコードならIDE拡張、バックグラウンド・並列比較・GitHub/GitLab/Linear/Slack起点・外出先ならcloud、複数プロジェクトの並行やファイル作成・PC操作・定期タスクならデスクトップアプリ)に当てはめれば決まります。

料金枠の読み方は、「ChatGPT WorkとCodexは使用量を共有し、Free〜Enterprise & Eduの各プランカードにそれぞれCodexの記述がある」「APIキー経路はCLI・SDK・IDE拡張だけでクラウド機能はない」「使用量の目安はローカルメッセージ数の範囲で示され固定上限ではなく、クラウドチャットはより多く消費し得る」の3点を押さえれば、自分に関係する行だけを見て判断できます。2026年9月にはGPT-6 Sol・GPT-6 Lunaのロールアウトが始まり、GPT-5.5は同年10月14日に全プランで提供終了予定であるため、モデル指定を使っている人は/modelや設定ファイルの見直しが必要です。非エンジニアは、文書・表・プレゼンはChatGPT Work、コードで動く仕組みが必要になった時だけCodex、という順番で入るのが公式の切り分けに沿います。始め方の手順はOpenAI Codexの使い方、モデルの選び方はGPT-6 Astraとはを合わせて参照してください。

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この記事を書いた人

株式会社S.Line 代表取締役。偏差値39から起業し、AIとSNSの活用で「普通の人」が成果を出す方法を発信。

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